又兵衛桜の二世を愛媛県伊予市の又兵衛ゆかりの長泉寺に植樹
姫路市山田町の後藤又兵衛顕彰会では5月5日、又兵衛の首塚があるとされる愛媛県伊予市の長泉寺で又兵衛桜の植樹を行った。
長泉寺と又兵衛のいわれは大坂夏の陣の後、母方の叔父が住職を務めていた長泉寺に又兵衛の遺骸が埋葬されたと伝わっているからだ。この日の植樹は長泉寺の山門の脇と境内に一本ずつ“又兵衛桜”の苗木を植樹した。
苗木は又兵衛が戦いの後、落ち延びたとされる奈良県の屋敷跡にある樹齢300年超のしだれ桜で、顕彰会のメンバーが姫路市農業振興センターなどの協力で現地から種を譲り受け、増やした。
このイベントには武智邦典・伊予市長、教育委員会関係者ら地元の著名な関係者も列席。長泉寺の友澤良謙住職は「はるばる姫路からの植樹に深謝したい。この桜を大切に慈しみ育てたい」と感想。歴史ネットの会員でもある顕彰会の谷口廣昭会長は「今回、又兵衛ゆかりのお寺と交流ができてよかった。遠く伊予市に来て、視野が広がった。これを糧に更に顕彰会の活動を充実させていきたい」と話している。
谷川
「又兵衛桜の二世、愛媛へ」への2件の返信
写真は後日追加します。 西田
播磨地方ゆかりの歴史上の人物「後藤又兵衛」が四国伊予市と縁があったとは・・・・・・。こういうエピソードは播磨歴史ネットの会のブログにふさわしいですね。この話を契機に「後藤又兵衛」の古文書などが発見されるといいですね。谷川さんご苦労様でした。