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国宝犬山城

 12月8日、犬山城に行った。1度行って見たい城だったので期待していた。城内に入り急な坂を登ると天守閣の前に出た。姫路城とは違い簡単に辿り着いた。
そこはとても見晴らしが良く、ゆったりとした流れの木曽川が眼下に見えた。この城は舟運に恵まれていると実感した。
パンフレットの説明によれば、犬山城は織田信長の叔父織田信康が天文6年(1537)に築城したとある。城は3層地下2階とある。その後江戸初期にかけて城主は目まぐるしく替わった。小牧長久手の合戦には豊臣秀吉が大軍を率いてこの城に入り、小牧山に陣をしいた徳川家康と戦ったとある。

国宝犬山城

 江戸時代になり、元和3年〔1617)尾張藩付家老の成瀬政成が2代将軍徳川秀忠から犬山城を拝領し、城主になってから代々受け継ぎ、幕末を迎えたとある。
 明治24年〔1891)から平成3年〔2004)迄再び成瀬氏の所有となった。この城は風光明媚な所にある事から白帝城と呼ばれた。
 天守閣の中に入ると姫路城と同じく立派な木組で階段も急だった。びっくりしたのは2階に上段の間があった事。籠城の時に城主の居場所だったとか。4階の廻縁からの見晴らしが素晴らしかった。やはり期待通りの城だった。

岩井

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